UCLA大学院卒が英語学習について語ります

純ドメの日本男児です。ゼロから英語を勉強して、2014年6月にUCLAの大学院を修了しました。このサイトでは、受験・留学を通じた英語学習法を基に、TOEIC、TOEFL、英検等の攻略法について語ります。

オンラインの無料リスニング教材ってどう使うべき


本格的にリスニングを行う上では、ディクテーションやシャドウイングが有効ですが、これを効率的に行うためには、音源とスクリプトを別に用意しておくことが必要です。

 

例えば、ディクテーションだと、「音を聞く→聞いたことを書く→確認する」という流れですが、Web上の教材使ってると、音源をクリックして止めて、ブラウザ移動して文章を確認するって感じで、結構面倒くさくないですか?

 

一方、市販の参考書を購入すれば、スクリプトのページを開きながら、音源の再生・停止を行うことができるので、スムーズに学習できます。

 

ディクテーションは、根気のいる学習方法なので、こうしたスムーズさがモチベーションに大きく影響します。

 

でも、毎回、学習参考書を買うのもお金的に大変なので、オンライン教材も上手く活用したいところですね。そこで、今日は、オンライン教材をどう活用するかについて考えてみます。

 僕が思うに、オンライン教材での勉強は初学者には向きません。英語を始めたばかりの方は、聞けない音を認識するだけでなく、理解できなかった文法・構文も学ぶ必要があるからです。残念ながら、オンライン教材は文法・構文の解説がないです。なので、初学者の方は、学習参考書に付属しているCDを使い、丁寧にディクテーションするのがよいでしょう。このあたりの勉強法については、次回解説します。

 

というわけで、ここからは中級者以上の方に的を絞ってお話しします。

 

先ほどお話ししたように、オンライン教材は、勉強用の椅子に座って集中して学習するという環境にはあまり適していません。どちらかというと、毎日の英語学習習慣を保つための手段として活用するのがよいでしょう。

 

前にお伝えしたように、英語学習には「質と量」が必要です。そして、初学者ほど質を多く行うべきであり、量は経験を積んできた段階で意識するべきだと思います。

 

オンライン教材は、このを担保する教材と言えるでしょう。なので、毎日、一つの音源を選び、それを軽めにディクテーション(こちらは後日お伝えします)するかシャドウイングする感じがよいと思います。

 

ただし、質の学習も大事なので、週末は時間を取り、学習参考書などを活用して、集中して、一文ずつ正確に音を拾い上げるトレーニングされるのが良いと思います。

 

次回からは、具体的な勉強法について解説します。

 

 

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