UCLA大学院卒が英語学習について語ります

純ドメの日本男児です。ゼロから英語を勉強して、2014年6月にUCLAの大学院を修了しました。このサイトでは、受験・留学を通じた英語学習法を基に、TOEIC、TOEFL、英検等の攻略法について語ります。

TOEICテスト攻略(リスニングセクション パート2)


先日に引き続き、TOEIC攻略です。

前回は、リスニングセクション パート1についてコメントしました。今回は、パート2です。まずは、パート2の内容を確認しましょう。

 

TOEIC公式ページによると、応答問題と呼ぶそうです。具体的には以下の通り。

1つの質問または文章とそれに対する3つの答えがそれぞれ1度だけ放送される。印刷はされていない。設問に対して最もふさわしい答えを選び解答用紙にマークする。

パート2は全部で30問あります。僕は30/30問正解でした。でも、前回もお伝えした通り、この問題でも一言一句聞こえているわけではありません。それでは、サンプル問題をもとに解き方を考えてみましょう。

 

公式サイトのリスニングセクション、パート2

質問文は、Where is the meeting room?です。応答問題と呼ぶだけあって、全ての質問が疑問文だと思います。

あたりまえかもしれませんが、集中すべきは、主語と疑問詞の2つです。僕が聞いているときの思考の流れを紹介しますね。

  • Where:場所が聞かれてる→どこの→the meeting room:ミーティングルームね。

冒頭に疑問詞が入れば質問内容は絞れます。5W1H(What, Why, Where, When,Who & How)のどれなのかを逃さなければ、回答は絞れるはずです。このサンプル問題でも、3つある回答のうち、場所について話してるのは1つだけでした。これだけで正解にたどり着けるということです、

 

もちろん、Does he know it?みたいに、疑問詞がないものも沢山あります。このタイプは、原則、Yes/Noで回答することが求められるので、疑問詞のタイプとは逆に、回答内容で、時間や場所が言及されていたら間違いと思ってよいと思います。

あと、isn't it?のように付加疑問文と呼ばれる質問もありますが、これはそれほど多くないので、初心者の方は後回しにしましょう。

 

こうやって整理してみると、日常英語での原理原則は、テストにも当然使えるんだなと実感。僕は、両者は、日常英語とテスト英語は、全くの別物というイメージをもっていたので、意外な発見でした。

次回は、リスニングセクション パート3をお届けします。

 

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